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C型肝炎


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<c型肝炎>
検診などで肝障害を指摘され、
病院に行ったら、「C型肝炎」と言われて戸惑った方もいらっしゃるでしょう。

C型肝炎は、C型肝炎ウィルスに感染し→急性肝炎→慢性肝炎→肝硬変→肝臓ガン
に移行していく、非常に厄介な病気なのです。
肝炎ウィルスが引き起こす肝臓ガンの中で、C型肝炎が約8割を占め
約1〜2割がB型肝炎と言われています。

C型肝炎の予防ワクチンは、残念ながら今のところありません。
C型肝炎になったら次のような薬剤が、使用されます。

・インターフェロン
 肝炎にかかってからの期間が短く、ウィルスの量が少ない人ほど
 効果があります。
 しかし、さまざまな副作用が報告されています。

   
・強力ネオミノファーゲンC
 グリチルリチンを重要な成分とする配合剤です。
 肝機能検査で、GOTやGPTを効果的に改善させていきます。
 ですが、ウィルスに対する直接的な作用はありません。

  
・小柴胡湯
 インターフェロンとの併用は、「間質性肺炎」の出現の
 危険性が増すので絶対に避けるべきです。
 
   
・ウルソ
 くまの胆のうの主成分であるウルソデオキシコール酸の製剤で
 慢性肝炎でのGOP、GPTの改善に効果があることが
 わかっています。

  C型肝炎には、インターフェロン以外ウィルスを排除してしまう
  治療法がないのです。
  C型肝炎に感染していると、言われてしまったら定期的に肝機能の検査をし、
  ウィルスに負けない肝細胞を作る努力をしましょう。
  ウィルスに負けない肝細胞を作り出す
  肝細胞の負担を減らすことすなわち  
  ストレスを貯めない、アルコールを飲まない、
  高たんぱく低脂肪食を心がける、疲れすぎない
  肝臓の栄養となるサプリメントを補助するなどです。
  肝臓は再生能力の高い臓器です。
  ウィルスの増殖をある程度抑えることが
  できれば、肝硬変→肝臓ガンの
  進行をかなり遅らせることができます。


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